図20
インフルエンザウイルス感染による劇症型心筋炎
左:心筋のHE染色
右:気管支粘膜の免疫染色

急性心不全で発症し、超急性期に死亡したため、好酸性の増した心筋壊死部に炎症反応は乏しい。矢印はcontraction bandを示す。気管支粘膜にB型インフルエンザウイルス抗原が陽性だが、心筋病変部にウイルス抗原は証明できなかった。