『救急・集中治療』 21巻7・8号
ショック管理Q&A
―迅速で，的確な対応のために―

特集編集：
　篠澤洋太郎（東北大学大学院 医学系研究科 救急医学分野 教授）
　岡元和文（信州大学医学部 救急集中治療医学講座 教授）
仕様：304ページ／B5判／定価（本体5,800円＋税）

【目　次】
Ｉ　ショックとは？
　Q 1．ショックとは何か？　　　　　　　　　　　　　　　
　Q 2．ショックの診断は？
　Q 3．ショックの重症度評価は？　　　　　　　　　　　　　　
　Q 4．ショック下での循環動態の特徴は？　　　　　　　　　　　　　
　Q 5．ショック誘発物質とは？
　Q 6．ショック下での神経内分泌系の反応は？
　Q 7．ショックと凝固・線溶機能とは？
　Q 8．ショック下での各種メディエーターの変化は？
　Q 9．ショック下での栄養代謝の変化は？
　Q10. SIRS，CARS，MARS，MODSとは？

II　ショック治療の実際
　Q11. 輸液療法はどうするべきか？
　Q12. 血管作動薬には，何を選ぶべきか？
　Q13. ステロイド療法の適応は？　いつ始めるか？
　Q14. 蛋白分解酵素阻害薬の適応は？　いつ始めるか？
　Q15. 抗サイトカイン療法とは？
　Q16. エンドトキシン吸着療法とは？　いつ始めるか？
　Q17. 急性血液浄化療法の方法は？　適応は？　いつ始めるか？
　Q18. PCPSの適応は？　いつ始めるか？

III　ケース別ショックへの対応
　Q19. 出血性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q20. 心原性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q21. 敗血症性ショックの病態，診断と治療戦略とは?
　Q22. エンドトキシンショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q23. アナフィラキシーショックの病態，診断と治療戦略とは？（アナフィラキシー様反応を含む）
　Q24. 食物依存性運動誘発アナフィラキシーの病態，診断と治療戦略とは？
　Q25. 造影剤アナフィラキシー様ショックの病態，診断と治療戦略と予防法とは？
　Q26. ハチアレルギーの病態，診断と治療戦略とは？
　Q27. 神経原性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q28. 閉塞性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q29. 拘束性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q30. 外傷性ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q31. 熱傷ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q32. 産科ショックの病態，診断と治療戦略とは？
　Q33. 内分泌系関連ショックの病態，診断と治療戦略とは？

IV　小児におけるショック
　Q34. 新生児期のショックの病態の特徴，診断，治療は？
　Q35. 乳児期のショックの病態の特徴，診断，治療は？
　Q36. 幼児期のショックの病態の特徴，診断，治療は？

V　ショックと臓器障害対策
　Q37. ショック下での脳循環と脳保護対策は？
　Q38. ショック肺のメカニズムと対策は？
　Q39. ショック腎のメカニズムと対策は？
　Q40. ショック肝の発生メカニズムと対策は？
　Q41. ショック下での腸管循環と対策は？

VI　ショック関連ガイドライン
　Q42. 急性期ＤＩＣ診断基準と治療は？
　Q43. Surviving Sepsis Campaign Guideline２００８の問題点とは？
　Q44. 抗菌薬投与に関連するアナフィラキシー対策のガイドラインとは？
　Q45. 緊急時の輸血ガイドラインとは？