トップ / 救急・集中治療【雑誌】 / 2016年(28巻)

ISBN978-4-88378-541-4

急性腎障害、慢性腎臓病 —その常識は正しいか?—【電子版のみ販売中】

商品説明

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急性腎障害、慢性腎臓病
─その常識は正しいか?─
Vol 28 No 3・4

仕様:168ページ/B5判/定価(本体 4,600円+税)/2016年3月発行

特集編集:秋澤 忠男(昭和大学医学部内科学講座腎臓内科学部門 客員教授)


急性腎障害、慢性腎臓病は今や喫緊の対策を迫られる国際的な疾患とされています。血液浄化療法を要する急性腎障害患者数は米国ではここ10年で2.5倍増加し、死亡者数だけでも年間4万人に迫ります。慢性腎臓病患者は我が国では成人人口の1/8を占め、同様の有病率が世界的にも報告されています。こうした多数の罹患患者に加え、その予後にも大きな問題が含まれています。急性腎障害では、血液浄化療法の急速な進歩にもかかわらず救命率に目立った向上はみられず、救命され、腎機能の改善した症例でも生命予後は悪化し、多くが慢性腎臓病へ移行して腎予後も低下することが明らかにされました。慢性腎臓病に対しては、多くの治療ガイドラインの提供やRAAS系阻害薬を代表とする薬物療法、さらには食事療法、日常生活への介入などが試みられていますが、多数の患者が末期腎不全に至り、透析などの腎代替療法に移行しています。透析期慢性腎臓病患者に対しても、多くの治療薬剤が実用化され、各合併症についてまで細かな治療GLが提唱され、オンラインHDFを代表とする新たな治療方法が普及しつつあり、我が国の血液透析患者の生命予後は先進諸国中最良であることが報告されていますが、なお生命予後は一般人口の1/2に満たず、各種合併症から健康関連QOLは抑制され、社会復帰・社会参加は阻害されたままです。腎移植は一時年間1600例を超えたものの、献腎移植数は臓器移植法改定後かえって減少し、増加しているのは生体腎移植のみです。しかし移植医療にも先行的腎移植という新たな試みが導入され、年々増加をたどり、新たな腎代替療法の選択肢として期待を集めています。
急性腎障害、移植、透析を含む慢性腎臓病には様々な治療・管理が施され、治療経験やエビデンスから、治療や作用機序のいわば常識、と認識されているいくつかの事項が存在します。その常識の多くは正しいのでしょう。しかし、見方を変えれば、あるいは最新の研究では、その常識は間違っている、限界があるのも当然です。本特集では、そうしたいわば常識をとりあげし、斯界のエキスパートからその常識はどこまで正しいのか、もし正しくなければどのように理解と認識を改めるべきか、を解説して頂きました。救急・集中治療に携わる方々はもとより、多くの皆様にお読み頂ければ幸甚です。(巻頭言より)

【おもな目次】
1.急性腎障害─その常識は正しいか?─
2.保存期慢性腎臓病─その常識は正しいか?─
3.透析期慢性腎臓病─その常識は正しいか?─
4.腎移植─その常識は正しいか?─
[商品コード ] 541
ISBN978-4-88378-541-4

急性腎障害、慢性腎臓病 —その常識は正しいか?—【電子版のみ販売中】

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5,060円(税抜価格4,600円)
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